最終更新日 11月 2021

最適な手袋の見つけ方

"手袋は、安全衛生上の危険から身を守るだけではありません。汚染などのリスクから作業工程を守るのにも役立ちます。だからこそ、作業に適したニトリル手袋を選ぶことが重要なのです。

A man wearing Kimtech purple nitrile gloves while performing a lab experiment

手を保護することは重要なだけでなく、一部の環境では必須となります。例えば、外食産業、クリーンルーム、研究室、製造現場などです。この記事では、ニトリル手袋を選ぶ際のポイントと、色の重要性についてご紹介します。 

作業に適した手袋を着用していますか?

適切な手袋を着用しているかを確認するには、まず使用している環境と、実施する予定の各種作業を確認することから始めます。例えば、ラテックス製やニトリル製の検査用手袋は、クリーンルームや研究室の従業員が毎日着用します。また、交差汚染や危険物質のリスクから守るためには、適切なサイズであることが不可欠です。 

「研究者でいっぱいの部屋で、『手袋の選び方、取り出し方のトレーニングを受けた人は何人いますか?』と尋ねたとしたら、」「誰も手を挙げないでしょう」と、Kimberly-Clark Professionalの北米サイエンティフィックカテゴリリーダーであるアニタ・マクレーンは言います。

研究者の手と有毒物質を隔てているのは、手袋だけです。手袋が大きすぎると、不意に外れて、有害な液体などの危険物に手が触れてしまいます。手袋がきつすぎると、手先の動きが制限されてしまいます。残念ながら、適切な手袋のはめ方は一般的に知られていません。「わたしが受けた化学の授業では、適切な手袋の使い方について誰も教えてくれませんでした」と、マクレーンは振り返ります。手袋を選ぶ際には、フィット感に加えて、以下の5つの点を考慮する必要があります。 

適切な手袋を見つけるためのチェックリスト

1. フィット感と快適性 – 手袋の適切なサイズについてはメーカーに相談し、ずり落ちを防ぐビード加工カフなどの機能にも注目してください。 
2. 化学物質・バイオハザード対策 – 手袋の種類や材質が、接触する危険物質に対応していることを確認してください。 
3. 引き裂き・突き刺し対策 – ASTM規格に準拠した強度と耐久性を備えたニトリル製およびラテックス製の手袋を推奨します。
4. 手先の動きと感覚 – 指先にグリップ加工が施された手袋は、濡れている物も乾いている物もしっかりとつかむことができます。 
5. アレルギー対策 – ニトリル手袋はラテックスを使用していないため、ラテックスアレルギーを持つ作業者にとっては最適な選択肢となります。 

「信じられないかもしれませんが、手袋ビジネスはとても情熱的なビジネスなのです」とマクレーンは語ります。「自分の手に関わることだから、使うものにはこだわりたいと考える人が多いのです」

ニトリル手袋はリサイクルできますか? 

多くの企業が持続可能性への取り組みに目を向けている中、廃棄物を埋立処分しない方法を見つけることは、新たな重要性を帯びてきています。Kimberly-Clark Professional®のRightCycleのようなプログラムでは、企業はニトリル手袋を含む使用済みの個人用保護具(PPE)を埋立処分せずにすみます。 

ラテックス手袋とニトリル手袋の違いは何ですか?
ラテックスは最も知名度の高い材質のひとつですが、ラテックスのタンパク質に対するアレルギーも一般的です。ニトリル手袋は、オイルとラテックスの合成副生成物である非アレルギー性の素材で作られており、ラテックスアレルギーを持つ手袋着用者に人気があります。 
ラテックス製の手袋は、外すと元の形に戻ってしまうため、ピンサイズの穴を見つけるのはほぼ不可能です。「(しかし)ニトリル製の手袋では、手袋に裂け目ができます」とマクレーンは言います。「汚染される危険性のある場所が分かるように設計されているのです。」 

手袋のFDA要件には何がありますか? 
マクレーンによれば、手袋は販売する前に米国食品医薬品局(FDA)の要件を満たす必要があります。例えば、医療用手袋として認められるためには、FDAが定めたピンホールの最低条件(AQL 2.5)を満たす必要があります。さらに、医療用の検査用手袋は、他にも一連の厳しい試験を受けた上で医療グレードであると認められ、箱に「検査」と書いて販売されます。 
また、外食産業や食品加工に携わる人は、食品を扱うためのFDA要件を満たした手袋を使用しなければなりません。 

使い捨て手袋の色は重要ですか?
効果の面では、ほとんど違いはありません。ただし、環境によっては特定の色が好まれます。 
クリーンルーム クリーンルームなどのコントロールされた環境では、汚染物質を見やすくするために、一般的に白色が選ばれます。しかし、手袋の色は添加物でもあり、クリーンルームの製品やプロセスに反応する可能性があります。 
研究室 研究室では一般的に、交差汚染の削減を目的に、他のラボエリアと区別するために別の色の手袋が求められます。 

 
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